なかなか時間が取れなくて,多少なりとも力を入れて書くことは難しそうなので,気楽に書くことにした.
これは昨秋,フィンランド郊外のお知り合いのお宅で,ベリー詰みをしたときに出会った道具.ベリーの木の下から掻き上げると,ベリーの実が柵に引っかかって(上写真),容器にどんどんベリーが貯まっていく(下写真)というすぐれものだ.てっきり,ベリー詰みというのは,ベリーの小さな実を一粒一粒摘んでいくものだと思っていたが,それは誤解だった.
あくまで印象論だけれども,北欧や大陸欧州には,シンプルだが理にかなって深く考えられた,こうしたイノベーションが少なくないと感じる.これは何の故なのだろう?たかがこんな小さな道具にも,社会の特質が反映していると言うことだろうか.